第2回日野稲門会史跡めぐりの会

投稿日 2019年7月28日
第2回日野稲門会史跡めぐりの会(報告)

 史跡めぐりの会第2回目は梅雨空とのにらめっこ、小雨ふる7月7日(日)七夕の日に行われた。

今回のテーマは「新撰組深読み」。日野市観光協会ベテランガイド早稲田OBの小安宏氏(政経42)が案内役として同行。午前9時半に日野駅広場に会員15名が揃った。まず最初訪れたのは近くの「八坂神社」。ここは日野市指定文化財で日野宿の剣士達23名と近藤勇の名前が「剣術額」に連なっている。

 次に訪れたのは今回特別に企画し、日野稲門会会員のために私邸である非公開の有山邸を訪問。有山邸は江戸時代身分の高い大名などが休息、宿泊した「上段の間」、「御前の間」が有り部屋は附け書院や戸袋に優れた彫刻が施され、上座としての格式が観られる。この2間は佐藤彦五郎所有の「日野宿本陣」から有山家に明治26年に曳屋され現在に至る。有山家所蔵の書物は多く、特に近藤勇の書状が目立つ。

 会員一同は「上段の間」の特別な畳に座りながら、会員であり、講師でもある有山さんに一時間ほど対面でレクチャーを受けた。最後に瓢箪池が有った庭園を案内していただき感動する中、有山邸宅を後にした。次に「日野宿本陣」に向かい、小安ガイドより本陣内を案内していただき新選組と天然理心流について説明を受けた。次に「佐藤彦五郎新選組資料館」に足を運び、館長から当時15歳の市村鉄之助が函館から佐藤家へ届けた土方歳三の写真、手紙、愛刀などの遺品の説明を受け、じっくりと見学した。そろそろ一同空腹を感じたところで近くの「サカエヤ茶桜」で中国料理を囲んだ後、そこで2回目の座学がスタート。ガイドより会員からの質問を中心に進めていきたいとのことで会員からの鋭い質問にも的確に答えたり、にわか勉強の質問には「小説の読みすぎ」と軽く一笑に付されたり、和やかな雰囲気の中で終了した。そしていよいよ午後は万願寺方面へのウオーキングでしたが小雨も降り出し急遽日野駅からミニバスで万願寺の「土方歳三資料館」に向かった。ここは歳三の生家で有り、館長の土方さんより、生家の説明、数々の遺品、歳三が石田散薬を得意先に背負った薬箱の紹介があり帰り際に天然理心流の木刀の重さに驚きながら最後の目的地、土方歳三の墓がある「石田寺」へ向かった。ここは多摩川と浅川の合流地点にあり、高幡金剛寺の末寺である。歳三の墓は年間を通して献花の絶えることの無いようで、会員もそれぞれ参拝していた。午後4時ごろここで自由解散となった。解散後にガイドさん曰く「新選組は奥が深くて勉強の毎日です」とのことでした。また、ある会員から一日の行程として長過ぎるとのご意見もありました。

 参加者:井上敬三、大田吉彦、京極英二、高田俊雄、高橋敏夫、生川博、宮本誠二、町谷昌良、麻生貞雄、鈴木武彦、五十嵐耕一、吉川正行、上田實、村山友宏、小笠原豊{敬称略}
 
                        文責 史跡めぐりの会 幹事 小笠原豊



  

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